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風水リフォームについて

風水

ただの開運ではない

家を建てたり改築したりするときに、風水を気にする人がいます。
単純に考えると、そんなことは何にも役には立たないと思う人も多いでしょう。

風水というものには、いろいろな考え方があります。
しかし、リフォームということを考えると、理にかなった考え方もいろいろとあるのです。

金運を上げるための色を考えたりするだけが風水ではありません。
風の流れや水回りの位置といった、住宅に関する基本的な知識や対策もいろいろと盛り込まれているのですから、いい部分を利用することが重要なのです。

方角と気の流れを考える

風水の考え方には、方角と気の流れがあります。
どの方角に何を置くのかがいいのかということと、空気がどう流れていくのか、視線にもかかわる部分を考えていくのです。

どうしても方角というと、胡散臭いと考えるかもしれません。
しかし、太陽が昇り日が当たる方角と、なかなか当たらない暗くなりやすい方角があるでしょう。
東向きの部屋、西向きの部屋といって考えるのも、風水と同じことなのです。

玄関の向きをこだわり、東がいいとされているのは、日光がとても多く取り込めるということにあるでしょう。
それだけ明るい玄関にすることで、普段の生活も明るく送ることができます。
暗がりの玄関となると、どうしても靴などの臭いもこもり、快適性が失われたりするのです。

玄関からすべて直線に通ってしまうということは、気ということを考えるとタブーとされています。
これも、玄関から入る空気や風だけではなく、視線まで通ってしまうため、できるだけ曲がりくねらせるようにすることが重要という意味になるのです。

難しい水回りの位置との関係

水回りというと、風水の根幹ともいわれることがあります。
たとえばトイレですが、突き詰めていけばどこにおいても問題があるといわれてしまうのです。
ですが、水回りとして配管の問題もあり、リフォームも難しいでしょう。

逆にキッチンなどは方向を考えるだけでもプラスになって行きます。
食品を扱うため、気温が上がりやすい場所は避けたいはずです。
そこで、南や南東といった日差しがよく入りやすい場所は避け、東や西北に向けることがいいとされています。

日本人が気にする鬼門と裏鬼門ですが、風水の大本でもある中国の風水には考え方すらありません。
トイレや玄関のようになかなか変えられないものもありますが、強引に風水に合わせてしまうと使いにくいリフォームになってしまうことも出てきます。
あまりにこだわりすぎれば、生活を狭めることになり、不幸な生活になってしまうのですから、こだわるのもそこそこにすることが風水的にも重要でしょう。