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リフォームする前に確認しておきたい4つのポイント

確認しておきたいこと

近年注目されるリフォーム

家は高い買い物であるために、新築物件を購入せずに中古物件に手を加えて住むことを検討する人が増えています。
一昔前までは、日本は新築志向が高く、家を買うとなれば新築にするべきだと思われてきました。

しかし、最近ではテレビ番組の影響もあり、今ある家を残してそれを生かしつつリフォームして住むということに魅力を感じる人が増えています。
日本の建築技術はとても高く、古い家でも基礎がしっかりとしているのでメンテナンスをしたり、必要に応じて補修をしたりすれば建て替えなくても住み続けられる物件もたくさんあります。
家を建てるよりもリフォームをする方がリーズナブルに済みますし、思い入れや愛着のある物件ならば、壊さずに住み続けられるということからも、リフォームをすることを選ぶ人が増えています。

しかし、リフォームも良いことばかりではありません。
ここではリフォームをする際に気をつけるべき点を4つ紹介していきます。

リフォームは定価がないもの

リフォームというのは工事の内容や家の状態によって費用が変わってきます。
そのため、明確な相場や費用というのがなく個々の家庭で金額が変わってきてしまいます。

そのため、適正価格がはっきりしないという問題があります。
言い値の部分も強くあるので言われたらその通りの工事をお願いしてしまうということがあります。

しかし、ハウスメーカーや工務店によって資材の入手経路や得意な工法が異なります。
そこで、複数の見積もりを取って適正価格を自分たちなりに割り出すことが重要です。

見積もりの見方にも注意が必要

見積もりを出すと、多くの人が総額にばかり目をやりがちです。
しかし、見積もりの内容についてもしっかりと確認することを忘れないようにしましょう。

見積もりの詳細を確認する際には、工事の内容や費用の内訳、単価、数量といったことをチェックしていきます。
設備の内容が希望した通りのものではなければ見積額に違いが出てしまいますし、仕上がりに不満が出てしまうことがあります。
また、オプションや別途工事が増えてしまうと見積もりと実際の費用が変わってしまうのでその点も注意が必要です。

費用は安ければ良いわけではない

見積額を詳細まで確認して内容に不明点がないとなれば、多くの人が少しでも安い方が良いと考えるものです。
しかし、安い理由についても考える必要があります。

一昔前に手抜き工事が問題になったように技術面でも仕事内容でも信頼できる業者に依頼することが重要です。
そのためには費用だけでなく、対応や経費、素材についても確認をして納得できる業者を選ぶべきです。

適正価格がわからない場合には診断を受けてみる

リフォーム価格が適正かわからない場合、第三者に見積もり内容が適正か判断をしてもらうことができます。
一級建築士や工事費用の見積もり診断サービス業者があり、そういった業者であればセカンドオピニオン的な見地から見積もり内容の適正判断を行なってくれます。