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住宅ローン申し込みの基礎知識

住宅ローン

情報収集が重要

住宅を購入したいと考えた時、現実的な問題として住宅ローンを利用することを考えるでしょう。
現金一括で購入することは理想ですが、高額な買い物になる住宅購入ではあまり現実的ではありません。
ですが、一生のうちに何度も経験することではないため、どんなことをするのかわからないという人がほとんどでしょう。

住宅ローンは、住宅を購入することだけを目的とした融資で、いろいろな商品があります。
金融機関ごとに違いがあり、金利や返済方法に特色が出たりするのです。
そのため、情報収集ということが、大きな意味を持ってくるといえるでしょう。

民間からの融資の方法

住宅ローンの基本は、民間からの融資にあります。
銀行を使ったローンで、自分の条件に合わせて自由に選択できるのが強みでしょう。
各行ともに条件が設定されており、その条件を満たすと、店頭金利よりも低い金利を適用してくれるなど特色があります。

民間の住宅ローンの場合、インターネットを使うと繰上返済にかかる費用が無料になるなど、特別なサービスで差別化を図ることが多く、関連事業との連携も多くみられるのです。
そのため、自分の生活環境とも一致するのかということを考えていくと、効果的に使えることも出てきます。
最近では、女性専用の住宅ローン商品なども出てきており、特別な金利の設定やサービスの提供も行われているのです。

民間の住宅ローンの一つとして、提携ローンも忘れてはいけないでしょう。
不動産会社などが金融機関と提携することで、その会社が扱う物件の購入を条件に使うことができるローンです。
物件の審査が終了しているという点で素早く展開でき、金利の優遇なども受けることができるため、プラスになることも多い方法といえます。
民間ということでは、住宅ローン専門会社や生命保険会社が取り扱っている商品もあったりするのです。

優遇が多い公的融資

民間に対する住宅ローンとして、公的融資も存在します。
自治体などの期間が行っているもので、財形貯蓄を行っている場合に使える財形融資が有名でしょう。
財形貯蓄を勤務先で1年以上行い50万円以上残高があることが条件で、10倍まで借り入れができる方法です。

最高額は4000万円で、民間融資やフラット35まで併用できます。
勤務先で財形貯蓄をしているなら、かなり利用しやすい融資といえるでしょう。

自治体ごとに、独自の融資制度を持っている場合もあります。
自治体が直接融資をするものもあれば、金融機関での借入れに対して利子を補てんするものなどもあり、それぞれ特色がありますので、問い合わせて確認が必要です。

ちょっと特殊なものとして、民間と公的なものの中間である協調融資と呼ばれるものがあります。
フラット35になりますが、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して行う住宅ローンであり、長期固定金利が適用される住宅ローンです。
金利の設定は民間金融機関が設定できるため、それぞれ差がありますが、一定条件を満たせば、さらに引き下げできるフラット35Sも利用できます。